結婚指輪を交換する意味とは?交換する際の流れともに解説

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これから結婚式を控えている方の中には、結婚指輪の交換にどのような意味が込められているのか知っておきたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結婚式で指輪の交換をする前には、意味をしっかりと理解しておきたいものですよね。

そこで本記事では、結婚式で指輪を交換する意味や交換する時の流れを紹介します。
結婚式を迎えるまでに結婚指輪を交換する意味を知っておきたいという方は、是非最後までご覧ください。

日本における結婚指輪の交換の歴史

結婚指輪の交換の歴史は、当時ローマ教皇であったニコラス1世が結婚をした9世紀に、花嫁に金の指輪を贈ったことが始まりです。
一般的なダイヤモンドの結婚指輪の交換が始まったのは、15世紀頃からです。
日本には明治維新以降、キリスト教と共に結婚式の際に文化が伝来しています。

日本でダイヤモンドの結婚指輪の交換が広まった時代は、戦後から人々の生活への余裕が出始めた1960年頃の高度経済成長期だと言われています。

結婚指輪の交換が急激に広まったきっかけになったとされているものが、1970年代に放送されたデビアス社のテレビCMです。
デビアス社はダイヤモンドの生産にかかわる世界的な大手企業であり、放送したテレビCMをきっかけに、ダイヤモンドがついた結婚指輪を女性に贈る男性が増えたようです。

結婚指輪の交換をする意味

結婚指輪は円形であることから「永遠」を表す象徴と言われています。
永遠の象徴である結婚指輪をパートナーと交換することは、お互いに永遠の愛を誓うという意味でもあります。

そのため、結婚式で指輪を交換するということは、結婚をする2人の愛の象徴を表した大切な儀式です。
また、パートナーと交換した結婚指輪を指に着けることは、お互いの分身を身に着けるという意味も込められています。

和婚で結婚指輪の交換をしても良い?

教会ではなくお寺や神社などで結婚式を行いたいと考えている方は、和婚でも結婚指輪の交換をしても良いのかが気になりますよね。
結論から申し上げますと、結婚指輪の交換自体には宗教的な意味がないため、和婚で結婚指輪の交換を行うことに問題ありません。

一般的に教会で行う結婚式はキリスト教式であり、お寺で行う仏前式や神社で行う神前式などの和婚は日本の伝統的様式です。
和婚で結婚式を行う場合、西洋からの由来である結婚指輪の交換がそぐわないのではないかと考えられがちですが、指輪の交換については特に決まりがありません。
結婚指輪の交換をしたい場合は、結婚式の流れに組み込む必要があるので、事前にその旨を式場の担当者に伝えておきましょう。

ただし、結婚式では必ず結婚指輪の交換をしなくても良いため、交換をしたくないという方は行わなくても大丈夫です。
結婚式で指輪の交換をするかどうかは、事前にパートナーと相談しておくことをオススメします。

関連記事:結婚指輪の交換は神前式・人前式・仏前式すべて可能?

結婚指輪の交換のタイミング

結婚指輪を交換するタイミングは特に決まりはありませんが、一般的には新郎新婦が誓いの言葉を交わした後に行うことが多いと言われています。

新郎新婦の誓いの言葉の後に交換することで、2人の誓いを目に見える形にできます。
そのため、新郎新婦が誓いの言葉を交わした後に、続けて結婚指輪の交換をすることが多いようです。

ただし、挙式のスタイルによってはタイミングが異なることがあるため、事前に指輪を交換するまでの流れを確認しておきましょう。

結婚指輪を交換する際の流れ

結婚指輪を交換する場合の流れを大きく分けると、5つの手順があります。
結婚式を成功させるためにも、それぞれの手順を確認しておきましょう。

手順① 新婦のグローブを外す

結婚指輪の交換をするにあたり、まずは新婦のグローブを外すことから始めます。
もし、グローブが指を覆っていない場合は外す必要はありません。

新婦は自分の左手を胸の高さ程度に持ち上げ、手のひらは自分に向けましょう。
右手で左手のグローブを軽くつまんで引っ張り、グローブにゆるみを持たせます。

グローブがゆるんだ後は右手でグローブをしっかりと握って固定し、左ひじを下に引いてグローブを外しましょう。
この時、右手は動かさないことがポイントです。

右手のグローブも同様に外し終えたら、外したグローブをスタッフに渡すか近くの机に置きましょう。
外したグローブをどうするのかを、事前の打ち合わせの際に確認しておくとスムーズです。

手順② 新郎新婦が向き合う

新婦がグローブを外し終えたら、結婚式の進行をしている牧師や神父の合図に沿って新郎新婦が向かい合います。
この時、素早く動くのではなく、余裕を持たせるようにゆっくりと動くことがポイントです。

式場によっては、新郎新婦が向かい合った後に、新婦のグローブを外す所もあります。
どのような流れで結婚式を進めるのかは、打ち合わせの際に確認しておきましょう。

手順③ 新郎が新婦に指輪を着ける

新郎新婦が向き合った後は、結婚指輪の交換へと移ります。
結婚指輪は専用のケースに入っていることがあるので、最初に新郎がケースを受け取ります。

新婦は、新郎の動きに合わせて指先が新郎に向くように、左手を胸とお腹の間くらいまで持ち上げておきましょう。
持ち上げた左手に右手を下から添えておくと、左手を固定できて上品に見せられます。
このとき、持ち上げた左手の肘が90度になるようにすることがポイントです。

新郎は新婦の左手を取って、結婚指輪を着けてあげましょう。
指輪が薬指に入りづらい場合は、指輪を回しながら行うと着けやすいです。

手順④ 新婦が新郎に指輪を着ける

新婦に指輪を着けることができれば、続けて新婦から新郎に指輪を着けてあげます。

新郎は左手を軽く持ち上げ、指に力を入れないように腕を90度に固定します。
新婦は結婚指輪を受け取り、新郎の左手を支えながら薬指に指輪を着けましょう。

結婚指輪を指に着ける際に、集中すると姿勢が悪くなる人が多いので、猫背にならないように姿勢を良くすることが大切です。

手順⑤ 前に向きなおる

新郎新婦共に、結婚指輪を交換できれば一連の流れが終了です。
牧師や神父の方へ、体の向きを変えましょう。

指輪の交換が終わったからといって気を抜かず、ゆっくりと動作を行うことが大切です。

結婚指輪の交換にはパートナー同士が永遠の愛を誓うという意味が込められている

いかがでしたでしょうか?

結婚式で行う結婚指輪の交換には、お互いに永遠の愛を誓うという意味が込められている大切な儀式です。

結婚指輪の交換を行う際は、新婦がグローブを外して新郎新婦同士で身体を向き合った後、お互いに指輪を着けます。
主なポイントとしては、全ての動作をゆっくりと行い常に余裕があるように見せることが挙げられます。
特に交換を行う際には姿勢が悪くならないように、姿勢を良くすることを意識しましょう。

モニッケンダムでは、様々な結婚指輪を取り扱っています。
結婚式を挙げるにあたり、結婚指輪の交換を検討されている方は是非お気軽にお問い合わせください。

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